【東京都千代田区】マンションの買取価格相場について解説

千代田区のマンション買取・相場推移を徹底調査!売れる物件とは?マンション買取
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【千代田区】マンション買取価格の相場と推移

まずは、2005年から2020年までの、「千代田区で売買された中古マンションの買取価格」の推移をみていきましょう。
次の表とグラフは、千代田区で売買された中古マンションの買取価格を、「間取り」と「買取年数」ごとに整理したものです。

【千代田区の中古マンションの取引価格(間取り別、2005年〜2020年)】
国土交通省「不動産取引価格情報」のデータを元にすむたすが作成

1R/1K1DK/1LDK2K/2DK/2LDK3K/3DK/3LDK4LDK~全間取り
2020¥27,443,421¥48,645,161¥93,350,000¥160,181,818¥82,405,100
2019¥24,760,684¥53,080,000¥99,083,333¥136,375,000¥240,000,000¥110,659,803
2018¥24,234,043¥46,236,364¥96,204,545¥123,937,500¥72,653,113
2017¥21,971,034¥50,560,000¥88,458,333¥135,285,714¥180,000,000¥95,255,016
2016¥21,599,281¥45,182,540¥95,642,857¥131,884,615¥270,000,000¥112,861,859
2015¥20,271,918¥43,302,326¥89,081,081¥129,615,385¥260,000,000¥108,454,142
2014¥18,523,478¥43,200,000¥74,852,941¥126,416,667¥91,500,000¥70,898,617
2013¥16,855,063¥39,128,205¥73,111,111¥82,470,588¥145,000,000¥71,312,994
2012¥16,120,000¥36,142,857¥64,235,294¥111,700,000¥112,333,333¥68,106,297
2011¥16,958,333¥34,756,757¥67,918,519¥136,142,857¥110,000,000¥73,155,293
2010¥16,513,095¥49,960,000¥76,772,727¥107,941,176¥110,500,000¥72,337,400
2009¥23,185,938¥35,907,407¥57,285,714¥104,900,000¥55,319,765
2008¥17,492,308¥35,750,000¥71,066,667¥153,400,000¥69,427,244
2007¥19,036,508¥38,928,571¥60,714,286¥117,000,000¥58,919,841
2006¥18,737,349¥28,564,103¥56,117,647¥82,333,333¥85,000,000¥54,150,486
2005¥21,589,474¥23,000,000¥71,000,000¥71,500,000¥100,000,000¥57,417,895
全期間¥20,330,745¥40,771,518¥77,180,941¥119,442,791¥154,939,394¥82,533,078

全間取り・全期間の平均価格は「82,533,078円」。年度によっては、全間取りの平均価格が1億円を上回ることもあります。

では次に、23区の平均と千代田区の「買取価格の推移」を比較してみましょう。

【東京23区の中古マンションの取引価格(間取り別、2005年〜2020年)】
国土交通省「不動産取引価格情報」のデータを元にすむたすが作成

1R/1K1DK/1LDK2K/2DK/2LDK3K/3DK/3LDK4LDK~全間取り
2020¥21,639,788¥36,154,591¥51,311,001¥54,574,402¥63,418,033¥51,364,507
2019¥21,386,667¥37,093,799¥50,046,451¥50,604,296¥63,596,667¥50,335,303
2018¥20,547,579¥35,303,928¥48,532,281¥50,731,217¥54,094,737¥47,165,541
2017¥19,740,779¥34,425,145¥48,119,226¥49,880,311¥59,423,529¥47,962,053
2016¥18,909,133¥33,649,863¥46,905,143¥47,412,336¥58,355,932¥46,580,819
2015¥17,915,918¥33,358,121¥44,651,812¥45,735,881¥72,622,857¥49,092,168
2014¥16,329,144¥30,040,268¥40,315,104¥41,891,351¥66,244,565¥44,622,822
2013¥15,062,174¥28,995,184¥37,928,838¥41,599,075¥52,880,531¥40,350,907
2012¥14,696,900¥27,881,309¥35,741,500¥40,202,396¥51,872,642¥38,924,462
2011¥14,952,179¥28,841,176¥36,933,746¥41,695,801¥52,842,500¥40,078,306
2010¥15,898,465¥31,417,233¥42,504,735¥45,120,975¥52,308,252¥42,837,799
2009¥16,250,019¥29,818,675¥39,978,444¥40,476,959¥53,251,282¥40,881,340
2008¥16,661,902¥29,002,194¥38,337,336¥40,799,421¥49,155,172¥39,323,531
2007¥17,948,481¥27,533,813¥37,706,485¥39,277,913¥47,317,054¥37,958,816
2006¥17,016,380¥25,221,526¥32,884,551¥36,066,400¥49,107,345¥35,819,955
2005¥16,329,828¥24,717,053¥29,631,184¥35,683,770¥44,331,250¥33,590,814
全期間¥17,309,703¥30,486,619¥40,681,122¥43,145,207¥55,160,288¥42,368,309

千代田区のマンションはすべての間取りで23区の平均を上回り、中でも「4LDK~」の間取りが高値で取引されています。「4LDK~」の全期間の平均価格を見比べると、23区の平均価格と3倍近い差がついているのがわかります。

【千代田区】マンション買取市場の傾向

次に、千代田区で売買された中古マンションの買取価格を、「間取りごと」に見てみましょう。

部屋数が多くなれば、比例して買取価格も高くなるのは当然です。
では、「1部屋あたりの買取価格」をほかの地区と比較してみると、どうなるのでしょうか。

次の表は、「買取価格/LDKを除いた部屋数」の計算式で、1部屋あたりの価格を求めたものです。
()の数字は、「1DK/1LDK」に対して、1部屋あたりの価格にどの程度の差があるかを表します。見比べることにより、「部屋数の多い物件へのニーズが高いのか、少ない物件へのニーズが高いのか」がわかるでしょう。

【千代田区の中古マンションの1部屋あたりの価格(間取り別、2005年〜2020年)】
国土交通省「不動産取引価格情報」のデータを元にすむたすが作成

間取り1部屋あたりの価格(2005年〜2020年)
1DK/1LDK40,771,518円
2K/2DK/2LDK38,590,471円(95%)
3K/3DL/3LDK39,814,264円(98%)
4LDK~38,734,848円(95%)

【東京23区の中古マンションの1部屋あたりの価格(間取り別、2005年〜2020年)】
国土交通省「不動産取引価格情報」のデータを元にすむたすが作成

間取り1部屋あたりの価格(2005年〜2020年)
1DK/1LDK¥30,486,619
2K/2DK/2LDK¥20,340,561(67%)
3K/3DL/3LDK¥14,381,736(47%)
4LDK~¥13,790,072(45%)

表の数字を見比べてみると、千代田区では部屋数の多い間取りのニーズが非常に高いことがわかります。

最後に、「間取りごとの買取価格の伸び率」を見てみましょう。

【千代田区の中古マンションの価格伸び率(間取り別、2005年〜2020年)】
国土交通省「不動産取引価格情報」のデータを元にすむたすが作成

間取り価格伸び率(2005年〜2020年)
1R/1K127%
1DK/1LDK216%
2K/2DK/2LDK131%
3K/3DL/3LDK224%
4LDK~240%

【東京23区の中古マンションの価格伸び率(間取り別、2005年〜2020年)】
国土交通省「不動産取引価格情報」のデータを元にすむたすが作成

間取り価格伸び率(2005年〜2020年)
1R/1K133%
1DK/1LDK147%
2K/2DK/2LDK173%
3K/3DL/3LDK153%
4LDK~143%

千代田区のマンション買取価格の伸び率を見ていくと、「1R/1K」と「2K/2DL/2LDK」以外の間取りはすべて2倍以上価格が上がっていることがわかります。「1R/1K」と「2K/2DL/2LDK」もほかの区と比べて価格が低いわけではなく、どんな間取りにも一定のニーズがあることが伺えます。

まとめると、千代田区のマンション買取のニーズには、次のような傾向があるとわかりました。

  • どの間取りのニーズも伸びている
  • 部屋数の多い間取りのニーズが23区内でも高い
  • 2005年と比べ、買取価格が2倍以上伸びている間取りも多い

総合すると、千代田区では部屋数の多いマンションが好まれ、買取価格は間取りにかかわらず伸びていくであろうことがわかります。

千代田区の特徴、立地としての優位性

マンションの売却活動において、売りたい物件の「アピールポイント」を知っておくことは重要。物件そのものの魅力だけでなく、「物件のあるエリアの魅力」も、大切なアピールポイントです。

23区の中でも不動産相場が高く、マンションの高額売却を目指せる千代田区。地域の魅力を知り、適切にアピールできれば、売却価格をさらに高められるでしょう。

次からは、千代田区の特徴・立地としての優位性を、「交通事情」「治安」「行政や区の取り組み」の観点から見ていきます。

千代田区の交通事情

千代田区には東京駅もあり、都内を移動するにも都外に出るにも、交通アクセスに優れています。山手線や中央線、東京メトロなどのさまざまな鉄道路線が走り、通勤・通学をするにも遊びに行くにも、移動に不便することはほぼないでしょう。

車での首都高速都心環状線へのアクセスもいいので、自家用車を持つ人にとっても暮らしやすい街といえます。休日や夜間は道路も空いてくるので、通勤は電車、オフは車と移動手段を使い分ける人も多いようです。

千代田区の治安は?

千代田区の治安を、「犯罪発生率」から見ていきましょう。まずは、千代田区の犯罪発生数と、発生率を比較します。

【エリア別犯罪発生状況】
「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数(令和元年)-警視庁」「東京23区の区別 人口一覧-ホームメイト」のデータを元にすむたすが作成
※()内は人口に対する発生犯罪率

エリア人口犯罪発生数凶悪犯粗暴犯
千代田区58,0002,896(4.99%)10332
港区243,0003,474(1.43%)44471
渋谷区225,0004,851(2.16%)40417
目黒区278,0001,814(0.65%)1296
品川区387,0002,403(0.62%)19184
文京区220,0001,263(0.57%)11141
世田谷区903,0005,221(0.57%)31397
新宿区334,0005,898(1.76%)44637
中央区141,0002,036(1.44%)18179
台東区198,0002,862(1.44%)25251
豊島区291,0004,087(1.40%)30292
墨田区256,0002,368(0.93%)22154
葛飾区443,0003,365(0.76%)16266
荒川区212,0001,537(0.73%)8109
板橋区562,0003,973(0.71%)19214
足立区670,0004,764(0.71%)19365
中野区328,0002,337(0.71%)11180
大田区717,0005,031(0.70%)14344
江戸川区681,0004,717(0.69%)31287
北区341,0002,365(0.69%)7213
江東区498,0003,375(0.68%)18230
練馬区722,0004,558(0.63%)16218
杉並区564,0003,097(0.55%)18169

千代田区の犯罪発生数は2,896件、犯罪発生率は4.99%と高いです。23区の中でも治安が悪く、さまざまな種類の犯罪が発生しています

治安の悪い地域として知られているため、売却活動の際は下手に隠そうとするよりも、犯罪対策のアドバイスをした方が心象が良くなるでしょう。

千代田区の行政、区の取り組み

犯罪発生率の高い千代田区では、行政も犯罪対策に積極的です。事実、犯罪発生率は年々減ってきています。

区から防犯設備に対する補助金を出したり、合同パトロールやあいさつ運動などの取り組みを定期的に実施したりと、さまざまな取り組みをしています。

東京都からの支援も充実しているため、治安は今後も少しずつ良くなっていくでしょう。

参考:
千代田区ホームページ

千代田区のマンションを売る方法

間取りにかかわらず高額で売買されている千代田区のマンション。千代田区はそもそもの不動産相場が高いので、マンション売却時の情報収集を少し怠るだけでも、かなりの額を損することになるでしょう。

せっかくのマンションを安く手放さないためにも、売却活動で利用することになる「仲介業者」と「買取業者」の違いは、きちんと把握しておきましょう。

仲介業者を利用する

仲介業者は、マンションを買いたい人と売りたい人を繋ぐ、仲介役のような業者です。

基本的には、「住むためにマンションを買いたい個人」を対象に買主を探すため、買取価格は高くなる傾向にあります。
投資目的の買主と違い、「転売の差額や賃貸運用による利益」ではなく、「単純に欲しいかどうか」で購入が決まるからです。

一方、「マンションを気に入り、高いお金を払っても良い」と感じる人が現れるのを待つことになるため、売却までの期間は長くなりがちです。

買取業者を利用する

買取業者は、マンションを買取り、活用することで利益を得る業者です。

転売や賃貸運用などで利益を得ることが目的であり、「マンションの買取価格=コスト」を抑えたいと考えているため、買取価格は低くなる傾向にあります。

ただし、自分が買取価格に納得すれば、すぐに売却が決まります。
買取業者にとって、マンションの買取りはビジネスであるため、「欲しいかどうか」という判断がありません。
利益が出せそうな価格で買えるなら、すぐに買い取ってくれるのです。

仲介業者や買取業者について、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になります。

千代田区のマンション買取なら、早くて高いすむたす売却へ

そもそもの不動産相場が高く、どの間取りも高額で取引されている千代田区のマンション。どうせならより高く売却し、新生活や新しい物件の購入費にあてたいものです。

千代田区は23区の中でも交通アクセスに優れ、車も使いやすいエリアです。売却活動の際は、千代田区の良さを適切にアピールできるよう、情報収集を怠らないようにしましょう。

地域のアピールポイントを把握するのはもちろん、マンションの適正価格を知るのも大切です。適正価格を知るためには、何よりも査定が欠かせません。

忙しくてなかなか査定にいけない方や、正確な査定価格を知りたい方には、Webから最短1時間で査定ができる「すむたす売却」がおすすめです。

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もちろん、査定価格が気に入ったら、そのまま売却することも可能です。30分程度の現状確認を経て、最短2日でマンションを現金化できます。

売却を促す営業電話がかかることもなく、査定後しばらくしてからマンションを売ることもできるため、自分のペースで売却活動を進められるでしょう。

適正価格を知るためにも、ぜひ一度査定してみてください。

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