住宅ローンの滞納が続くとどうなる?リアルに起きる最悪の事態と解消法

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住宅ローンの滞納が続いていて、いつ家を追い出されるのか不安…
支払えないのがわかっているから、もう電話が鳴るだけでも怖い…

住宅ローンの滞納は、当たり前ですが良いことではありません。同時に、理由もないのに滞納している人はほとんどいません。ローンを滞納する場合は、必ず何かの事情があるでしょう。
とはいえ、支払いの遅れが続くと滞納額もかさみ、解消などとてもできないように思えてくるでしょう。だんだん解消に向けた気力すら湧いてこない場合もあるかもしれません。

本記事では、住宅ローンを滞納するとどうなるのか、最悪の事態までリアルにお伝えします。ローンを滞納しないための計画の立て方、滞納が続いているときの対処法も解説。ローン滞納を解消し、「きれいな信用情報」を取り戻すために、できることから始めましょう。

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住宅ローンを滞納すると、どうなるのか?


住宅ローンを滞納すると、どんなことが起こるのでしょうか。

お金にきちんとした人ほど、住宅ローンを滞納したら何が起こるのかなど想像もつかないでしょう。しかし、長期間に渡って支払うローンは、その過程で何が起こるかわかりません。
まずは、「住宅ローンを少しだけ滞納してしまったとき」にどうなるのかを、リアルにお伝えします。

ムダな手数料が発生する


住宅ローンに限らず、ローンや公共料金の支払いを滞納すると、手数料が発生することがあります。

手数料とは、銀行での振り込みやクレジットカードの支払いを延滞した際などにかかる手数料と同じです。ローンの支払いに口座引き落としを指定している場合でも、引き落としがかかるのは概ね2~3回までです。

引き落としができない状態が続くと、自宅に(コンビニ払いができる)支払い用紙が届きます。コンビニ払いでの手数料は、100円程度のことが多いです。支払い用紙をなくしたり、使用期限が切れたりして使えなくなると、今度は延滞料金を口座振込みで支払うことになるでしょう。振込み手数料は銀行によって変わるものの、100~600円程度かかります。

遅延損害金が発生する


ローンを滞納すると、滞納期間に応じた遅延損害金が発生します。

遅延損害金とは、ローン滞納によって金融機関に発生した損害に対する、損害賠償のことです。利率は金融機関ごとに定められていることもあれば、法律によって定められた法定利率が適用されることもあります。

2021年2月現在の法定利率は、年利3%。計算方法は、次の通りです。

滞納している約定返済額 × 遅延損害金の利率 / 365日 × 滞納期間

ローン返済額が1ヵ月あたり10万円、返済日が4月1日なのに対し、4月30日まで滞納した場合で計算してみましょう。利率は、法定利率の3%を適用します。

100,000円 × 0.03 / 365日 × 30日 = 246円

住宅ローンを滞納し続けると、どうなるのか?


住宅ローンの滞納は、滞納期間の長い・短いにかかわらず、絶対にすべきではありません。しかし、滞納が長くなるほど、滞納をすぐに解消していたときよりも恐ろしいことが起こります。

次からは、滞納期間が2~6ヵ月のとき、どんなことが起こるのかをお伝えします。2ヵ月遅れからが辛い状況になってきます。

信用情報に傷が付く


住宅ローンを滞納するだけでも、信用情報には傷が付きます。もちろん、滞納が続くほど、回数が増えるほど、信用情報は傷付いていきます。

信用情報とは、個人信用情報機関に掲載された、支払いに関する情報のことです。ローンを組んだりクレジットカードを契約したりすると、個人信用情報機関に債務者情報が掲載されます。掲載後は、支払いが滞りなく行われたのか、滞納があったのか。滞納があった場合、どのくらいの滞納をしたのかが、記録されていくのです。

個人の支払いに関する情報がすべて掲載されたリストのようなもので、このリストは金融機関同士で共有されています。

よく聞く「ブラックリストに載る」という表現は、信用情報に傷が付いた状態のこと。滞納に関する情報は5年間残るため、最後の滞納から5年間は、ローンやクレジットカードの契約が不利になるかもしれません。

マイホームを手放さなければならない


住宅ローンの滞納が続くと、最悪、マイホームを手放さなければならなくなるかもしれません。理由は、競売という制度にあります。

競売とは、住宅ローンの滞納が続いた住宅を、強制的に売却することです。競売が始まる前に、まずは「ローンの一括払い」が求められます。ポイントは、「滞納したローンの一括払い」ではなく、「ローンすべての一括払い」であること。滞納が続くことで、ローンを分割払いする権利がなくなり、一括返済が求められるのです。

もちろん、滞納が続いている状態で、ローンの一括払いなどできるわけもありません。一括払いができなければ、裁判所への申し立てが行われ、競売が開始されます。競売の売却価格は、一般的な売却価格の5~7割程度といわれ、売却活動に携わることもできません。

さらに、競売で発生したお金は全額ローンの返済にあてられ、住宅からはすぐに立ち退かなければなりません。時間的にも、金銭的にも、何の準備もない状態で引越さなければならないのです。

一般的には、ローンの滞納が4~6ヵ月続くと、競売が始まるといわれています。もちろん、「競売にならなければ良い」というわけではありません。しかし、せめて競売にだけはならないように、早めの返済を心がけてください。

住宅ローンを滞納しないために


住宅ローンを滞納しないためには、ローンを組む前に、きちんとした計画を立てる必要があります。

しかし、きちんと立てたつもりの計画も、どこかに穴があるかもしれません。次からは、住宅ローンを組む前に考えるべき2つのことをお伝えします。

収支を正しく把握する


住宅ローンは、今後数十年間、支払い続けていくお金です。収支を正しく把握し、無理のないローンを組むようにしてください。

家族の働き手、全員分の給与明細を、過去の分まで用意するといいでしょう。一家でどの程度の収入があるのか、現在だけでなく、過去の平均も確認できます。

より難しいのは、支出の把握でしょう。住宅ローンを組もうと思ったら、それまでは家計簿を付けていなかったとしても、付けるようにしてください。毎月どのくらいの支出があるのか、月ごと、季節ごとに把握しているのがベストな状態です。収支の金額だけでなく、割合(バランス)を知り、無理のない返済計画を立てましょう。

収入減少や支出増加の可能性を考える


現在と過去の収支を知り、無理のない返済計画を立てたとしても、安心しないでください。収入が減ったり、支出が減ったりする可能性は、どの家庭にもあります。

将来の収支について考えるときは、現在の家族構成や仕事の状態を、俯瞰的に見てみましょう。今は子どもがいなくても、欲しいと思わなくても、いつか子どもを持つかもしれません。子どもができれば、支出は増えます。子育てするために仕事を辞めたり休んだりすることにもなり、収入は減るでしょう。

仕事そのものが順調かはもちろん、仕事をしている業界は順調かまで、よく見てください。どんなに優秀な人材でも、業界そのものが大打撃を受けては、収入ダウンはあり得ます。

住宅ローンの滞納を解消するために


住宅ローンの滞納が良くないことは、誰でもわかります。とはいえ、滞納が発生するということは、のっぴきならない事情があったということ…。

最後に、住宅ローンの滞納を解消するためにできることをお伝えします。今すぐの解消はできなくても、時間をかけて確実に滞納を解消していく方法と、最悪の事態を回避する方法をそれぞれ解説します。

まずは金融機関に相談する


住宅ローンを滞納している、滞納しそうなら、まずは金融機関に連絡してください。住宅ローンの支払いについて、次のようなことを伝えるのです。

  • どのくらい遅れそうなのか
  • なぜ遅れるのか
  • いつなら支払えそうなのか

同じ滞納であっても、連絡があるかないかで、信用度は変わります。何の連絡もなしに滞納するよりも、連絡して、支払期限の約束をして滞納する方がずっと良いです。

事情を正直に話し、誠意ある対応をしていれば、金融機関も相談に乗ってくれるでしょう。対応履歴として、連絡・相談に関する内容も記録されるので、約束したことは必ず守ってください。守れそうにないのなら、再度相談し、滞納解消の計画を立て直しましょう。

住宅の売却を視野に入れる


住宅ローンの滞納が続き、返済額がかさみにかさんでいる状態。仕事を失ったり、予期せぬトラブルで収支が激変したり、とても住宅ローンの遅れを解消できないような状態…。そんな状態なら、住宅の売却も、視野に入れてください。

もしも、そのまま滞納が続き、住宅が競売にかけられたらどうなるでしょうか。

高いお金を出して買った住宅は安く売却され、売却で発生したお金は全額、返済にあてられます。引越しや新生活のための資金も時間もなく、我が家を追われることになるでしょう。

そんなことになる前に、住宅を売却してしまうのです。例えば、任意売却という方法なら、通常の売却と変わらない価格で住宅を売却できます。売却益のほとんどはローンの支払いにあてられるものの、その中の一部は、引越し費用として受け取ることもできます。

任意売却について、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひお読みください。競売との違いや、任意売却の流れをお伝えしています。
住宅ローンが支払えないときに選択肢となる任意売却とは?手順や流れを解説します

住宅ローンを滞納しても、誠意をもって対応すれば大丈夫


住宅ローンを滞納している人が、必ずしも、お金にだらしない人というわけではありません。人生は、まるで航海のようなもの。順風満帆でスムーズに物事が進むこともあれば、予期せぬトラブルに右往左往することもあるでしょう。

どんなにお金を持っている人でも、優秀で仕事に困らないような人でも、何かの事情で住宅ローンを滞納してしまう可能性はあります。だからこそ、油断せず、慎重すぎるくらいの返済計画を立てるべきなのです。

では、今まさに住宅ローンを滞納している人は、どうしたらいいのでしょうか。方法はさまざまあるものの、最後にモノをいうのは誠意です。事情を正直に話し、滞納を解消したい意思があることを伝えれば、金融機関も親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

しかし、どんなに相談に乗ってもらっても、どうしても滞納を解消できないこともあるかもしれません。競売になる前に住宅を売却し、ゼロからコツコツ、ローンを返していくのもいいでしょう。「やれることはやり切った」という状況が、ローンの残りを返済する気力を湧かせてくれます。

もしも早めの売却を目指すなら、最短2日での売却も可能なマンション査定サービス、「すむたす買取」の利用をおすすめします。

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競売を避けるためには、早めの行動が大切です。まずは、査定してみて、マンションがどのくらいで売れるのかを知りましょう。

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