中古マンションを売りに出し、ようやく購入希望者を見つけたが、値切り交渉を受けてしまった。
中古マンションの売却活動をしていると起きがちなシチュエーションです。
しかし、初めてマンションを売却する方は、値切り交渉を受けたときにどのような対応・判断をすればよいのか分からない人も多いはずです。
中古マンション売却中に値切り交渉ってされるの?
中古マンション売却中は、値切り交渉をされると思っておいたほうがよいでしょう。
不動産売買をする場合、ほとんどのケースで値切り交渉をされます。
逆に値切り交渉をされずに、マンションを購入してもらえるケースはほとんどありません。
値切り交渉をされる理由
値切り交渉をされるのには、いくつかの理由があります。
本章では、値切り交渉される理由を紹介します。
・売り出し価格が相場からかけ離れている
・販売期間が長くなってきている
室内の状態が悪い
室内の状態が悪いと買い手がリフォームの必要性を感じ出してしまいます。
リフォームの必要性を感じ出してしまった結果、リフォーム費用相当分の値切り交渉をしてくる可能性が高くなります。特に設備が壊れている、ハウスクリーニングでも対応できなさそうな状態の場合は、交渉される可能性が一気に上がることでしょう。
売り出し価格が相場からかけ離れている
買い手はお金をできるだけ払いたくないため、しっかりと相場を勉強しています。
そのため、マンションの売り出し価格が相場よりかけ離れていると、相場並みになるような大幅な値切り交渉をしてきます。
売り出し価格が相場より離れれば離れるほど、値切り交渉をされる可能性が高まります。
販売期間が長くなってきている
買い手は物件情報を長い時間、真剣に確認しているため、販売期間が長くなっているマンションのことを幾度も見ています。そのため、販売期間が長くなっているマンションを、売れ残りマンションと判断する人が出てきます。
売れ残りマンションと判断されると、「売れ残りなので値切り交渉は受けてくれるだろう」と値切りのハードルが下がってしまいます。
値切り交渉は受けたほうがいいの?
値切り交渉を受けたほうがいいのかは、売主やマンションの状況により異なります。
本章では、値切り交渉を受けたほうがいい場合を紹介します。
早く売らないといけない場合
中古マンションを売却するときには様々な理由があり、債務弁済のためにマンションを手放す方もいます。
債務弁済でマンションを売却する場合、売却速度を求められるケースがあります。
マンション価格の大小よりも売却速度を優先したい場合には、値切り交渉を受けてでもマンション売却するのも選択肢の1つです。
競合マンションが多い場合
競合マンションが多い場合、売却が難しくなってきます。
特に他の競合マンションのほうが良い条件で売り出されている場合、売却に時間がかかってしまいます。
販売に時間がかかってしまうと値切り交渉を受けてしまう可能性が高まるため、早く値切り交渉を受けて売却してしまうのもよいでしょう。
時間がかかる上に値切り交渉を受けて売却しなければならない可能性があるなら、値切り交渉を早めに受けて早期売却したほうがよいケースも多くあります。
販売期間が長期化している場合
販売活動が長期化している場合は、売却自体が難しくなっている証拠でもあります。
そのため、売れない可能性があるなら値切り交渉を受けてでも、売ってしまったほうがよいという考えがあります。
通常、マンションを売却するには販売活動を開始してから3ヶ月~6ヶ月程度かかります。
この期間を大幅に超えている場合は、値切りを前向きに考えてもよいでしょう。
値切り交渉を受けないための方法
値切り交渉を受けないためには、あらかじめ値切り交渉の対策をしておく必要があります。
本章では、値切り交渉を受けないための方法を紹介します。
値切り交渉は受け付けない前提で話を進める
値引き交渉をするのであれば、売買契約はしないという前提で買い手と話していきます。事前に値切り交渉は受付けないという情報を買い手に渡しておけば、値切り交渉をしてこない可能性が高まります。
物件の不安要素を潰しておく
水回りが汚い、壁や床に破損があるなど、物件のマイナスの要素は値切り交渉の根拠として利用されやすいポイントです。そのような不安要素を、徹底的な掃除、ハウスクリーニング、小規模なリフォーム等で潰しておけば、値切りを受ける確率を下げることができるでしょう。
優良な不動産会社の担当者に売却を任せる
値切り交渉は買い手から売主に直接来るのではなく、買い手から不動産会社の担当者へ値引き交渉が行きます。つまり、担当者の交渉力の高さにより、値切りの幅が小さくなったり、値切りしなくても購入してくれたり結果が変わります。そのため、優良な不動産会社の担当者を探すことは、値切り交渉を受けづらくする方法の1つになります。
不動産屋の担当を変えるべきケースについてはこちらの記事も参考にしてください。
まとめ
中古マンションを高く売却するためには様々なポイントを抑えることが必要です。
本記事で紹介した価格交渉に加えて、内覧はどのように印象よく見せるか、いつにどれくらいの価格で売れるか、など不安になるポイントは多くあると思います。
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