【マンション買取の流れ】高く早く売るための注意点について解説

マンション買取の流れ10ステップと3つの注意点を徹底解説マンション買取

なるべく早くマンションを売りたい場合などで、買取業者を検討している方も多いと思います。買取業者なら約1週間〜1ヶ月でマンションを売却できます。

しかし、買取には最低限押さえておくべき注意点が3つあります。これらの注意点を意識せずに買取を利用してしまうと、大切なマンションを安く手放すことにもなりかねません。

本記事では、マンション買取の流れを解説した後に、最低限押さえておくべき買取の3つの注意点について徹底解説します。

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マンション買取とは

マンションの売却には、大きく分けて仲介と買取の2つがあります。

仲介とは、仲介業者に買主を探してもらう方法です。ほとんどの場合、実際に買主となるのは個人です。仲介業者は、売却の成立時に売主や買主から仲介手数料を受け取ることで、利益を上げています。

買取とは、買取業者にマンションを売却する方法です。個人ではなく、買取業者自身が買主となります。買取業者は、買い取ったマンションをリフォーム後に再販することで、利益を上げています。

買取は、仲介と比べて売却価格が低くなりがちというデメリットがある一方で、次の3つのメリットもあります。

買取のメリット

  • すぐ手軽に現金化できる
  • 仲介手数料が不要
  • クリーニングやリフォームが不要

まず、買取であれば内覧対応などの手間が必要なく、1週間〜1ヶ月程度でマンションを現金化できます。仲介では、平均で10回の内覧対応と4ヶ月の売却期間が必要になることを考えると、マンションをすぐ手軽に現金化できることは大きなメリットでしょう。

また、仲介の場合、売却価格の3% + 6万円の仲介手数料がかかりますが、買取の場合は仲介手数料は発生しません。

さらに買取では、築古などで状態の悪い物件でもそのままの状態で売却できます。仲介では、内覧時の印象が重要になるため、クリーニングやリフォームが必要になることがあります。買取の場合は、業者自身が買取後にクリーニングやリフォームを行うため、売主が対応する必要がありません。これらの手間と費用を節約できることも、買取の大きなメリットです。

仲介と買取の違いについてもっと詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

マンション買取の流れ

マンション買取を成功に導くために、買取全体の流れを把握しておきましょう。マンション買取には、次の10個のステップがあります。

マンション買取の10ステップ

  1. 情報収集
  2. 査定依頼
  3. 机上査定価格の提示
  4. 訪問査定
  5. 買取条件(価格、引渡し日など)の交渉
  6. 買取業者の選定
  7. 売買契約の締結
  8. 決済
  9. 引き渡し
  10. 確定申告

それぞれのステップについて、詳しく解説していきます。

情報収集

マンション買取を検討する際は、業者に相談する前にご自身で情報収集するところから始めましょう。マンション買取のメリットやデメリットはもちろん、買取価格の相場についても事前に調べておくことをオススメします。

査定依頼

ある程度の情報収集が完了したら、買取業者に査定を依頼しましょう。

基本的に、買取価格は業者によって異なるため、複数の業者に査定を依頼することをオススメします。複数の業者に買取価格の査定を依頼する際は一括査定サイトの活用がおすすめです。

ただし、一括査定サイトでは、利用後に大量の営業電話がかかってくる場合があります。「まずはいくらで買い取ってもらえるか知りたい」という場合は、電話番号の入力なしで査定可能なすむたす売却などを利用すると良いでしょう。

机上査定価格の提示

買取業者に査定を依頼すると、約1週間程度で査定結果の連絡(メールまたは電話)があります。(すむたす売却の場合は、最短1時間で査定が完了します。)

ここでもらえる査定結果は、実際の室内状況を反映しておらず、入力された物件情報のみを踏まえた価格です。このような査定方法は机上査定と呼ばれます。

一般的に机上査定の価格はあくまでも目安であり、「〇〇円〜〇〇円」のようなレンジで提示されることも多いです。(すむたす売却の場合は、レンジではなく「〇〇円」と正確な価格がわかります。)

最終的な買取価格は次のステップである訪問査定の後に決定します。

訪問査定

机上査定の次のステップは訪問査定です。訪問査定とは、買取業者のスタッフが実際に物件を訪問し、室内状況や周辺環境を踏まえて価格を算出することです。

訪問査定の対応には手間がかかるので、机上査定を依頼した全ての業者の訪問を受け付ける必要はありません。

一方で買取業者によっては、室内状況や周辺環境を理由に机上査定の価格から大きく減額する場合もあります。「机上査定の価格が最も高い1社にのみ訪問してもらう」のは避けた方が良いでしょう。

すむたす売却では、約93%の方がオンライン上の査定結果以上の価格でご売却されています。訪問の際に想定よりも室内状況が良い箇所が見つかり、価格が上がったケースも多くあります。

買取条件(価格、引渡し日など)の交渉

訪問査定が完了したら、各社と買取条件の交渉を行いましょう。

買取価格はもちろんですが、引渡し日や残置物をどうするかなども調整が必要です。業者によってはすむたす売却のように、引渡し日を柔軟に調整してくれたり、家具や家電などの残置物を無料で処分してくれる場合もあります。

買取業者の選定

各社の条件が固まったら、どの業者に買取を依頼するか決めましょう。買取価格はもちろんですが、次の要素を踏まえて総合的に判断することが重要です。

買取業者を選ぶ際のポイント

  • 買取価格の高さ
  • 引き渡しの時期
  • 買取実績
  • 評判の良さ
  • 担当者を信頼できるか

買取業者の評判は、インターネット検索やSNSで「業者名 口コミ」「業者名 評判」と調べることで確認できます。(すむたす売却の評判:https://sumutasu.jp/interviews

担当者を信頼できるか判断する際は、次の点を確認しましょう。

買取業者の担当者を見極めるためのポイント

  • お客様の事情に耳を傾ける姿勢があるか
  • 買取価格について納得のできる説明があったか
  • 売却を急かしてこないか
  • 対応は的確かつスピーディーか

売買契約の締結

買取を依頼する業者を決めたら、売買契約の締結に進みます。

契約当日は、内容の読みあわせを行った上で、内容に問題がなければ押印します。また、このタイミングで物件代金の一部を、売主が業者から手付金として受け取るのが一般的です。

手付金の相場は、物件の売買代金の10%です。残りの90%は次のステップである決済の際に支払われます。

決済

決済とは、買取業者から売主に物件の売買代金を支払うことです。売買締結時に手付金が支払われている場合は、残りの金額が振り込まれます。正しい金額が振り込まれているかを入念に確認しましょう。

決済のタイミングは、売主の都合に合わせて設定されるのが一般的です。急ぎで資金が必要な場合などは、売買契約締結と同日の決済となることもあります。

引き渡し

引き渡しとは、売主が物件から退去し買取業者に鍵を渡すことです。決済と引き渡しは同日に行われることが一般的ですが、猶予期間を設けてくれる場合もあります。あらかじめ買取業者に確認しておきましょう。

売却により利益が発生しない場合は、このステップでマンション買取は完了です。売却益が発生した場合は、次のステップが必要になります。

確定申告

売却益が発生した場合は、確定申告が必要になります。マンション売却による利益は譲渡所得と呼ばれ、次の式で計算できます。

マンションの売却価格 – (マンションの購入価格 + 売却にかかった諸費用) – 特別控除の額

マンション買取の3つの注意点

マンション買取の流れについては、ご理解いただけたでしょうか。続いて、マンション買取の注意点について解説していきます。

売却に手間や時間がかからないなど多くのメリットがあるマンション買取ですが、必ず押さえておくべき注意点が3つあります。

マンション買取の3つの注意点

  • 仲介と比べて売却価格が低い傾向がある
  • 仲介会社を通すと仲介手数料がかかる
  • 買取業者によって条件が大きく異なる

一つずつ詳しく解説していきますので、ぜひご一読ください。

仲介と比べて売却価格が低い傾向がある

買取の注意点の1つ目は、仲介と比べて売却価格が低い傾向があることです。

マンションの買取価格の相場は、仲介で市場価格で売却したときの7割程度と言われています。

もちろん買取には、「売却に時間や手間がかからない」「室内状態が悪い場合でも売却できる」など多くのメリットがあります。特に次のいずれかに当てはまる方は、買取に向いています。

買取に向いている人の条件

  • 時間や手間をかけずに売却したい人
  • 売却の期日が決まっている人
  • 条件が悪い物件を売却したい人

条件が悪い物件とは、次のようなものが考えられます。

買取に向いている「条件が悪い物件」

  • 立地が悪いマンション
  • 築30年以上のマンション
  • 生活しづらいマンション

駅まで徒歩で15分以上かかったり、コンビニやスーパーなどの施設が近くになったりする立地の悪いマンションは、仲介で売れづらく買取に向いています。

築30年以上のマンションも買取に向いています。築古のマンションは室内状態が悪いことが多いため内覧時の印象が悪い傾向があり、仲介だとなかなか買主が見つからなかったり、値引きを求められたりする傾向があります。それであれば、最初から買取を検討してみても良いでしょう。

また、部屋の形が特殊だったり断熱性や気密性が極端に低かったりなどで生活しづらいマンションも、仲介だと売れづらいため、買取に向いているでしょう。

逆に、買取に向いている人の条件のいずれにも当てはまらない場合は、まずは仲介での売却にチャレンジしてみても良いかもしれません。

仲介会社を通すと仲介手数料がかかる

買取の注意点の2つ目は、仲介会社を通すと仲介手数料がかかることです。

買取業者に直接問い合わせて売却すれば仲介手数料はかかりません。一方で、仲介業者を経由して買取業者に売却してしまうと、仲介の売却と同じく仲介手数料が発生してしまいます。

買取で売却する場合は、仲介業者を経由するのではなく、買取業者に直接問い合わせましょう。

買取業者によって条件が大きく異なる

買取の注意点の3つ目は、買取業者によって条件が大きく異なることです。

買取価格はもちろんですが、次の点も業者によって違いがあります。

後悔のない売却を実現するために、必ず複数の買取業者に問い合わせるようにしましょう。
参考:タイプ別買取業者一覧

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