【この記事で分かること】
- 4LDKのマンションが売りにくい理由
- 4LDKの物件のターゲットとアピールポイント
4LDKのマンションを素早く売却する方法
4LDKのマンションは、買い手となるターゲットが少ないため、売却期間が長くなってしまうというケースが多いです。そのため、何らかの理由で売却活動に時間をかけられない方にとっては、一般的な仲介による売却以外の選択肢が向いているかもしれません。
すむたす売却は、マンションを希望のタイミング(最短2日〜)で売却可能できるサービスです。株式会社すむたすがあなたの物件を直接買取するため、4LDKはもちろん、築年数が古かったり、室内の状況が悪いマンションでもすぐに売却することができます。
興味のある方は、一度査定だけでもしてみてはいかがでしょうか。簡単な物件の情報を入力するだけで、物件の買取価格を知ることができます。
4LDKのマンションが売れない理由
4LDKのマンションに需要がないわけではありませんが、3LDKなどと比べると売りにくく、市場規模も小さい傾向にあります。4LDKのマンションがなかなか売れない理由は、以下の2つです。
- 価格が高い
- 部屋数が多すぎる
それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
価格が高い
4LDKのマンションが売れない最大の理由は、価格が高いことです。4LDKのマンションはリビング以外にも4つの部屋があり、その分物件の面積も広くなります。
面積は物件の価格を決めるうえで重要な要因です。特に都内では面積が広いだけで価格が跳ね上がるので、4LDKのマンションは高額になりがちです。実際に2020年度の東京23区の3LDKマンションと4LDKマンションの売却価格を比較すると、平均して24%ほど高くなるという結果が出ています。
(※国土交通省「不動産取引価格情報」のデータを基にすむたすマガジン編集部が計算)
マンションの購入時には、予算の上限を決めて物件を探す人がほとんどです。価格が高いだけで選択肢から外れることも多いため、4LDKはそもそも問い合わせ数が少なくなる傾向があります。
部屋数が多すぎる
4LDKのマンションが売れない理由の2つ目が、部屋数が多すぎる点です。
子どもが2人以上いる場合は良いかもしれませんが、子どもが1人の場合や夫婦2人で暮らすには部屋を持て余してしまいがちです。家族が多い方の場合でも、子供が一人でも独立してしまえば部屋が余ってしまいます。
長く暮らすことを前提で考えると、「4LDKはコスパが悪い」という印象を与えてしまいがちな物件なのです。
4LDKのマンションのターゲット
ここまで4LDKのマンションが売れづらい理由を説明しました。4LDKのマンションを売るためには、どんな人に刺さりそうなのかターゲットを十分に絞って売り出すのがおすすめです。
4LDKのマンションを売却する際に、ターゲットにすべきなのは以下の3種類の購入希望者です。
- 家族が多い人
- 仕事部屋が欲しい人
- 趣味部屋が欲しい人
家族が多い人
4LDKのマンションを売り出す際、家族の多い人は狙い目です。家族がそれぞれ部屋を持とうとすると、4つの部屋を持つ4LDKの物件に住む必要があります。
思春期の子どものいる家庭では、子どもにひとり部屋与えたいと考える親が多いです。そのほかにも、親と同居している方は寝床を分けたい人もいるかもしれません。
「これから子どもが産まれる」「親との同居を考えている家庭」にアピールできるよう売却活動を進めてみましょう。
仕事部屋が欲しい人
最近では自宅で仕事をする在宅ワークが増えてきています。その結果、家族の人数が多くなくても、普段ゆっくり過ごす部屋とは別に仕事部屋が欲しい人も増えてきてる傾向にあります。夫婦共働きをしているのであれば、2人ともが自分の仕事部屋が必要になるかもしれません。
部屋数が多いことは4LDKのマンションが売れない理由でもありますが、アピールの仕方によってはプラスに働きます。上手な伝え方を考えておきましょう。
趣味部屋が欲しい人
仕事部屋に限らず、趣味を目一杯楽しむための部屋が欲しい人にとっても、部屋数の多い4LDKは魅力的でしょう。
コレクションをしたり、筋トレ器具のような大型の機器を家に置いたりしたい人には、趣味専用の部屋を用意できることをアピールしてみましょう。
趣味に限らず、ファッションにこだわりがある方には、部屋をウォークインクローゼットのように使えることを訴求するのもおすすめです。
4LDKのマンションのアピールポイント
売れないと言われる4LDKのマンションですが、伝え方次第では、他の間取りにはないような魅力を感じさせることができます。
4LDKのマンションを売却する際に是非アピールしたいポイントは主に以下の3つです。
- 収納スペースに困らない
- マンションの周辺環境が良い
- 共有スペースが充実している
収納スペースに困らない
収納スペースが充実しているのは大きなアピールポイントです。
キャビネットや備え付けのクローゼットがあればなお良いですが、なかったとしても、部屋数が多いので一部屋をそのまま収納スペースとして活用できます。売れないマンションの特徴に「収納スペースがない」というものがあるので、ここは力を入れてアピールしていきましょう。
ただ段ボールを積み入れてしまうと倉庫のようになってしまいます。そのため、きちんとタンスやキャビネットを部屋の中に導入しコーディネートするように伝え、より充実した収納部屋を作れることを訴求してみてください。
マンションの周辺環境が良い
4LDKのマンションは、一般的なマンションに比べると高級仕様かつ立地条件も良い傾向にあります。そのため4LDKのマンションは部屋数の多さだけでなく、周辺環境がよく安心して暮らせる点もアピールしましょう。
4LDKのマンションは、ファミリー層向けに設計されているケースがほとんどです。学校や公園が近く治安も良いため、子育てにはぴったりです。
たしかにマンション購入希望者の中には価格を重視している方が多いですが、長く暮らすことを前提に価格以上に周辺環境の良さを重視する方もいます。安心して暮らせる環境の良さを訴求することで、「価格以上の価値がある」と感じてもらいましょう。
共有スペースが充実している
4LDKほどの物件を構えるマンションは大型のマンションであるケースが多いです。そのような大型マンションの場合には、住人が共有で使えるジムやプールがあることも。このような共有スペースが充実しているマンションは、あまり出回っておらず、貴重な存在です。共有スペースの充実度も十分なアピールポイントになるので、しっかりと伝えていきましょう。
4LDKのマンションを売る際のコツ
4LDKのマンションを売却するコツは、以下の2つです。
- ホームステージングを活用する
- 適切な不動産会社を選ぶ
ホームステージングを活用する
内覧の際、4LDKのマンションをより魅力的に見せるために、ホームステージングを活用するのもおすすめです。
ホームステージングとは、マンションの室内に家具や照明器具などを置き、モデルルームのような演出をすることです。
せっかく内覧しにきてもらっても、家が魅力的に見えなければ売れないでしょう。そこで、ホームステージングを活用してインテリアにこだわった素敵な空間を作り出すことで、「ここに住んだらどんなに快適だろう」と思ってもらいます。
適切な不動産会社を選ぶ
4LDKが売れないのは、必ずしも価格や部屋数だけが原因ではありません。売れない理由は単に不動産会社の力不足にあるかもしれません。
4LDKのマンションに限らず、どんな不動産を売却する際にも、信頼できる不動産会社を見極めることが重要です。必ず複数の不動産会社を比較して、信頼できる担当者に売却を依頼しましょう。
4LDKのマンションを素早く売却する方法
いかがでしたでしょうか?4LDKのマンションは、2LDKや3LDKのマンションと比べると売るのが難しい傾向があり、売却活動に工夫が必要です。
住み替えなどで売却に時間をかけることができなかったり、数ヶ月経過しても売れなかったりした場合は、すむたす売却の利用を検討してみるのもオススメです。
すむたす売却では、マンションを希望のタイミング(最短2日〜)売却可能です。また、仲介会社を通さずにすむたすが直接買取を行うため、仲介手数料は一切かからず、売却益を多く残すことも可能です。
少しでも興味のある方は、一度査定だけでもしてみてはいかがでしょうか。
電話番号や氏名などの個人情報の入力は不要なので、迷惑な営業を受ける心配もなく、「まずはいくらで売れるかだけ知りたい」という方も安心して利用できます。