マンション売却査定とは
所有しているマンションを売ろうと思い立ったら、何よりもまず始めにしなくてはいけないのが「マンション売却査定」です。マンション売却査定とは、所有しているマンションのスペックや、所在のエリアの条件を過去の売却事例のビッグデータを元に、売却時にどれほどの価格で売却できそうかを算出するサービスです。基本的にどこの不動産会社でも提供してくれているサービスです。何をして良いかわからないようであれば、お近くの不動産会社に相談してみると良いでしょう。
マンションの査定に関して網羅的に知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
マンション売却査定の流れ
マンション売却査定は、大きく5つのステップで行われます。
- 不動産会社に査定を依頼する
- 不動産会社と査定をしてもらう訪問日時を決める
- 不動産会社に査定してほしいマンションにて現地調査をしてもらう
- 不動産売却に必要な書類を確認し提出する
- 不動産会社から査定結果をもらう
それぞれのステップについて、詳しく解説していきます。
不動産会社に査定を依頼する
どこの不動産会社でもマンション売却査定のサービスを提供しています。一般的に、マンション売却査定は費用がかかりません。のちに詳しく説明しますが、複数の不動産会社に査定依頼をするようにしましょう。
すむたす売却は、AIと不動産の専門家によるマンションの査定を無料で行えるサービスです。
AIによるマンション査定の方法については、こちらの記事に詳しくまとめていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
不動産会社と査定をしてもらう訪問日時を決める
査定依頼ができたら、実際にマンションに訪問してもらう日時を決めましょう。日差しの良い部屋なのであれば日中の時間帯を選ぶなど、自分のマンションの良さを一番アピールできる日時を指定できると良いですよ。
不動産会社に査定してほしいマンションにて現地調査をしてもらう
訪問日時が決まったら、実際に不動産会社に現地調査をしてもらいましょう。このとき、必ず立ち会うようにしてください。不動産会社がどのようなポイントをチェックしているのかを見ることも大切です。次の査定で指摘ができたり、誤った調査をしているようであれば訂正したりできます。
不動産売却に必要な書類を確認し提出する
現地調査ができたら、不動産会社に必要書類を確認して提出しましょう。基本的には以下の6つの書類が必要となります。
- 登記簿謄本
- 公図
- 土地の測量図または建物の図面
- 登記済権利書または登記識別情報
- 身分証明書
- 印鑑証明書
不動産会社から査定結果をもらう
すべての流れが完了したら、不動産会社からの査定結果の報告を待ちましょう。査定結果をもらったら、「◯◯円で売却できる」と金額だけを確認するのはやめましょう。なぜ提示されている価格なのか、他の不動産会社と比較して明らかに低かったり高かったりしないかなどのポイントを必ずチェックするようにしましょう。
マンション売却査定の方法
マンション売却査定は、不動産会社を通して受ける以外に方法はあるのでしょうか。実は、マンション売却査定をするには不動産会社に依頼する以外にも3つの方法があります。マンション売却査定には「不動産会社への依頼する」、「不動産鑑定士への依頼する」、「シュミレーターを活用する」、「一括査定サイトを活用する」という4つの方法があります。それぞれどのような査定方法なのかを一つずつ詳しく確認していきましょう。
不動産会社へ依頼する方法
マンション売却査定をするにあたり、最も一般的なのは不動産会社へ依頼する方法です。マンションの価格査定はどこの不動産会社でもしているため、すぐに相談できるという点では初めての方も安心でしょう。現地での訪問査定と、書類のみの机上査定の2種類があります。
しかし、不動産会社へ査定依頼をするには注意が必要なことも。査定価格とは、マンションを売却した際にいくらくらいの価格で売れそうかを予想した価格です。査定価格が高いと「ここの不動産会社なら高額売却ができそう!」と依頼をしやすくなります。そのため、不動産会社はどこも自分の企業で売却をしてもらおうと、実際よりも高額な査定価格を提示してくることがあります。
そこで、複数の不動産会社に査定依頼をすることで明らかに高額すぎる査定価格を提示している不動産会社がないか確認できます。価格はもちろん、他の企業とは異なる根拠を提示してくる場合は、なぜそうなるのか詳しい説明を問うても良いでしょう。
また、相場価格を自分でも調査しておくことで、高額査定に引っかかる心配が少なくなります。不動産会社でも査定を鵜呑みにしないよう心がけてみてください。
マンションの売却査定での注意点をまとめたこちらの記事もありますので、ぜひチェックしてみてください。
不動産鑑定士に依頼する方法
ふたつ目のマンション売却査定は不動産鑑定士に依頼する方法です。不動産鑑定士とは、不動産鑑定士資格を持っている人です。不動産会社のように売却契約が成立して初めて費用が発生する形態とは全く別のサービス提供方法をしています。
不動産鑑定士に査定を依頼した場合、査定をしてもらったタイミングから費用が発生します。費用は不動産鑑定士によりますが、報酬基準型、積み上げ型、定額型の3つの形態があります。定額型であれば後から「こんなに高額なの?」と後悔する心配もありません。どの方法を取っても相場は30万円ほどかかります。
しかし、不動産会社と違い査定価格を高く見積もることがありません。正確な売却価格を知りたいとき以外はあまり考えなくても良位でしょう。自分で相場を調べる時間がない、複数の不動産会社とやりとりしている時間がないという方は選択肢として持っておいてもいいかもしれませんね。
シュミレーターを使用する方法
最近ではマンションのスペックやエリアを入力するだけで、過去の取引データから査定価格を算出してくれるシュミレーターもあります。シュミレーターはオンラインで気軽に試せるので、他の査定方法を併用して自分で調査をする際に活用してみてください。
ただし、過去のデータを参照しているだけで、リアルタイムの不動産の市場相場を考慮していないものも中にはあります。シュミレーターの算出価格を信じきるのは控えましょう。
マンション売却価格のシミュレーターの使い方や具体的な方法はこちらの記事に詳しく記載しています。
一括査定サイトを使用する方法
複数の不動産会社に査定依頼をするのは正直手間ですよね。日程の調整、書類の提出など、準備しなくてはいけないことがたくさんあります。そこでおすすめなのが一括査定サイトを利用する方法です。
一括査定サイトは、訪問査定ではなく机上査定が主流です。サイト上で必要情報を入力すると、提携している複数の不動産会社から査定結果の報告が来ます。自分で何社にも依頼をしないでも良いメリットがあります。何社もの不動産会社から連絡がくることになるので、重要な情報を見落としてしまわないよう、しっかりと管理できることが重要です。
マンション売却に関する情報はこちらの記事で総合的にまとめていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
マンション売却査定では、売却価格に近い査定価格を知ることが重要です
マンション売却査定がどのようなものなのか、紹介していきました。一連の流れや、複数の不動産会社へ依頼するなど、初心者の方にとっては労力も精神的な負担も多いのではないでしょうか。マンション売却査定の成功の秘訣は、なるべく売却価格に近い査定価格を提示してもらうことです。そのためには、複数の不動産会社に査定依頼をしたり、一括査定サイトを活用して、なるべく多くの査定価格を見るようにしましょう。
たくさん連絡を取るのは難しい、それでいて不動産鑑定士に依頼するには費用が合わないという方は、すむたす売却で査定してみてください!すむたすの査定では、AI技術と不動産専門家を組み合わせた独自の査定方法を展開しています。オンライン上で必要な情報を入力すれば、最短1時間で結果が見られ、最短2日で売却ができます。査定価格から大幅に売却価格がずれてしまう心配もないので、売却を迷われている方はぜひ一度査定してみてはいかがでしょうか。